黒毛和牛専門店「味鉄」オフィシャルブログ

これを読めば、あなたもお肉のプロの仲間入り!? 神戸ビーフをはじめとする黒毛和牛専門店のプロ達が、 お肉のことをはじめとして、お店のことから、 お肉とは全然関係のないことまで、徒然に書いていきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

ボストン美術館 浮世絵名品展2

=Posted by Taka.=

浮世絵展とはあまり関係ないんですが、
浮世絵展を観ながら浮かんできたことなので。。。

以前、どっかの局だったか忘れましたが、
京都の西陣織の職人さん(その人は、職人兼ディレクターのような人だったと思うのですが。)が
フランスの皮を扱っている会社(鞄やベルトやいろいろ。これまた会社名は失念。)と
コラボして、西陣織とクロコダイルとの融合した鞄を作るという番組を見ました。

*)現代も漫画も、浮世絵も西陣も、そのどれもが工房(アトリエ)で、
  一人で全工程を作るのでなく、それぞれの受け持ちのパートを
  完成させる、いわば流れ作業のような感じで作品は作られていたんです。


とっても面白い番組でした。
職人さんに対する想いはいろいろあるのですが、
(また時間のあるときにでも。)
はぁ~、なるほど。と思ったことは、

色付けの職人さんが、
「言われたことは、聞こえているし、頭でも理解している。
そやけど、手は別の色を選びよるんや。
あんさんのいう色は、西陣の世界では悪モンの色なんで、
わたしらはそんな色はよう使いませんのや。
そうですか、こういう色合いですか。
なるほど、今の色もあちら(フランス)の色も難しいですなぁ。
例えば、この色ですが、
私らの赤はこれになります。どちらかというとレンガ色です。
みなさんがレンガ色いうのは分かりますけど、
こっち(西陣の世界)では、このレンガ色が赤色なんです。」

(私の脳の中で覚えている会話なので、
本当にこんな風にしゃべっていたかは怪しいです。^^;)

・・・

で、浮世絵を観ているわけです。

そうかぁ、(おそらく)西陣だけではなくて、
江戸時代以前の赤は全部レンガ色が赤色やったんですな。
つまり、赤という字は変わらないんですが、
赤を指す色の意味合いは時代と共に変化するんですね。
外貨獲得のために大量に輸出された伊万里焼は、
中国・琉球から色合いと当時の輸出先の好まれる色合いとを
上手く融合させた色合いだったのかもしれません。

そういう風に観てみると、
初期の浮世絵と後期の浮世絵では、色合いが変わっているようにも
思えます。(色合いが少し明るくなっています。)

こういう風な、お話を話すと、もっと興味を持って観られるかなぁ?
などと、いやいや親に連れられてきた(だろうとおもわれる)つまんなさそうな
時間をもてあそんでいる子供たちを見ながら、余計なことを考えていたわけです。^^;

帰りは、浮世絵の中で出てきたような「白雨」。
糸引くような細い、たおやかな雨の中、家路につきました。
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。