黒毛和牛専門店「味鉄」オフィシャルブログ

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脳がわかれば世界がわかる②

=Posted by Taka.=

脳がわかれば世界がわかる 栗本慎一郎 養老孟司 澤口俊之 立川健二

昨日の続き

立川健二さんのお話は、脳というより言語のお話でした。
(立川健二さんは言語学者なんで当然ですが。)

これがねぇ、難しいんですよ。
まず、何が難しいって、言葉(単語)が覚えられない。
すなわち頭に入っていかないんです。

専門家の間では、言語学と言語哲学はまったくの別物だということ。
そんな事いわれてもわかりません。
どうやら、違う、ということだけ気をつけて先に進みます。
(もうここで危ないですよね。笑。)

言葉一つ取ってみても、
自然発生的なもの(これは言語であって母国語ではありません。)
その自然発生的なものをあらわすための言語
自然発生的なものの対立言語(エスペラント語や数学など)
の3つに分類されるそうです。
で、言語学って言うのは、一番上の言葉の研究だそうです。

↑多分ね、間違ってます。すんません。

で、言葉はそもそも主体なんだ。
主体があって初めて言語があるんだ、というお話です。
たとえば、
木の向こうに鳥がいる のと
鳥の手前に木がある のとでは、主体が木と鳥とで違います。
自分の家が、床上浸水してくると
水かさが増してくる ですが
ニュースで他人の家を見ると
水かさが増してきた になりますね。
これらの例は、それぞれ主体が存在するからなんです。
(なるほど)

主体の話が進むと次は「格」
英語を習った時に、「主格」「所有格」「目的格」と習いましたが、その「格」です。
格は、主体とその対象の距離を示すために必要で、
単なる文法の問題ではなくて、空間的な関係を表すカテゴリーなんだそうです。

たとえば、
「私はあなたに本を渡す」という分は、
私は が 主格
あなたに が 与格
この 私が と あなたに が空間的関係を表している。
その空間は、人間がどのように把握しているかに依拠しており、
近接性、静止性、離去性に分類される。
で、その空間把握は、あくまでも主観的なもの、つまり言語は主体である、と。

ちなみに、日本の格は10格。
ハンガリー語は20格。
一番多いのは、タバサラン語で52格。
イェルムスウという学者によると、
理論的格の種類は2種から216種だそうです。

つまり、言語は主体の表れであって、
主体の総体が私たちが使っている言葉、であり、
それらは、(主体であるがゆえに)絶対の基準がなく、
あくまでも関係論的な言語なんだ、と。

(よく知りませんが、これはデカルトの考え方と違う、とのこと。)

・・・

このままではなんのことかわからんままですが、
なんとなく分かった気になった説明が以下です。

ソシュールという学者は、言語と経済をよく対比させています。
土地の値段はそのときの状況で上がったり下がったりします。
で、その土地そのもののありようとは無関係に値段がつくわけです。
でも、土地そのものがなければこの話は存在しない。
つまり、土地と土地の値段を比べたときに土地の値段には土地という根拠がある、と。
また、紙幣についても、兌換紙幣の時代には、金という根拠があったわけです。

しかしながら、いまや不換紙幣の時代です。
それは、貨幣も(大きく言えば経済も)相対的な価値の存在になり、
貨幣が言語に近づいた、という見方になる。

というようなお話でした。

・・・・
(妄想)
サブプライムローンの問題は、それが現実に起きた事が問題なのではなくて、
不換紙幣となった、現在の状況を人類がうまく消化できていない、とも言えるのでは
ないだろうか?言語のように主体となった貨幣はどこにいくのか?
もう、金という絶対的な基準には戻れなくなったと思うので、
今後はどのように折り合いをつけていくのだろうか?
金は、絶対的な基準となり得なくても、主体となった紙幣とのボリュームのバランスが
変わってくる分だけ自然と金の価値が高くなるのは間違いなさそうですが。
エスペラント語が世界共通語として広まらなかったように、
世界共通の経済的仕組みが受け入れられるようにはまだまだならないと思いますが、
それでも、これまでの欧米主導の経済的枠組みでいいということにはならない、
そんな時代にいるのかもしれません。
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