黒毛和牛専門店「味鉄」オフィシャルブログ

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脳がわかれば世界がわかる

=Posted by Taka.=

脳がわかれば世界がわかる 栗本慎一郎 養老孟司 澤口俊之 立川健二

対談集かと思いましたが、そうではなくて
養老孟司 澤口俊之 立川健二の3氏が、それぞれ時間を割いてお話(講義)をします。
そのお話が終わると、栗本慎一郎(と編集者?)が質疑応答。
そんな感じの構成となっています。

養老さんのところは、特に新たに感じ入るという感じではなくて
親しみと安心を持って読み進んじゃいました。

というわけで、他のお二人のところを。
まずは、澤口俊之さん。

脳の進化は、(人間という現在の種が確立する過程で)
階段状に進化してきた。
平衡状態の期間と、爆発的に進化する期間と。
それぞれに関連性(つまり逓増状態)がないように見えるが、
大きなくくりでは、流れがあるようだ、と。
それから、(サルは)草食系と果実(雑食)系に分類されるが、
果実系のほうが断然に脳が大きい。人間が果実系。

人間は、(種としての)サルを分析すると、どうやら
一夫多妻型に分類される。
だた、ハーレムのような感じでなくて、
一夫多妻型の多妻を分析すると、どうやら1.6~1.8人という計算になるようです。

また、別の研究からすると
約80%は一夫多妻型。
残りの約20%が一夫一妻型で、わずかですが一妻多夫型もあるようです。

遺伝子レベルでも見ても
「貞操遺伝子」と「浮気遺伝子」が存在するんだとか。
人類の場合は浮気遺伝子のタイプのほうが多いようですね。

それから、脳の発達のところで、シナプスの数の変化のことが書いてありました。
シナプスは生まれた直後バーンと増えて、
3,4歳でピークになり、8歳ぐらいからドンドン減り始めます。
その減り方は15歳くらいまで割合急激で、その後はダラダラと減っていきます。

一方で、神経細胞は、
生まれたときに持っていた神経細胞の4/5以上が
生後一年以内に死滅する。で、おそらくこれは、
生後の環境を自分の脳に刻み付けるため、つまり学習するために、
余分な神経細胞を削除する必要があると考えられている。

この動きは、(頻度ははるかに小さくなるけれども)生涯にわたって続く。
今まで、神経細胞やシナプスが死んでいくことはすなわち
緩やかに死に向かっていると捉えられていたが、
どうやら、「たゆまぬ学習」をしているとも捉えられる。

等々のお話でした。

どの項も興味深く、特に神経細胞の大量死は、
全然別のバージェス頁岩の本を読んだときの
「大量の種が爆発して大量の種が死滅した」ことと
(全然関連性はないのかもしれないけど)
生命のダイナミズムとして、ある種の進化の流れの戦略が同じなのでは?
なんて、妙に納得したりしました。

*)この辺りの感想は、もっと妄想が膨らんでいるので、
  機会があれば改めて書きたいと思っています。

長くなりましたので、
もう一人の立川健二さんの感想文は、また明日。

・・・・

私?
私は、もちろん「一夫一婦型」の「貞操遺伝子」です。^^
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