黒毛和牛専門店「味鉄」オフィシャルブログ

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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー②

=Posted by Taka.=

あんまり映画の内容に触れてなかったのでもう少し。。。

おそらく、メッセージとして投げかけていたのは、
「禅の先生と少年の話」
なんでしょうね。

少年が馬をもらって喜んだら、
落馬して骨折して。。。
悲しんでいたら、怪我のおかげで徴兵されずに済んで。。。

そう、禍福は糾える縄の如し、のお話です。

・ウィルソン議員が放蕩な生活をしていることと一変して
 真剣にアフガン問題に取り組んだこと。
・ソ連の武力行使に武力でソ連撤退に導いたことは、
 将来同じような禍根を残すことになるから、
 アフガンに学校を建てよう、というガスの主張。
・アフガン支援による、パキスタン、エジプト、イスラエルの協力は
 もともと禍福の問題があったから協力が難しかったということ。
・宗教同士の確執は、禍福の連鎖を生み続けていること。

あちらを立てればこちらが立たず、というか
一方の都合が他方の不都合を生む、というか
そんなメッセージが込められていると思うんです。

で、もう少し思いを推し進めると、
ソ連はアフガンを撤退したことは、
ソ連から見れば、禍。
アメリカから見れば福。

でも、そのアフガン撤退が
(が少なからず一つの原因となっていると思う)
ソ連からロシアを産み落とし、そのロシアが
現在、市場経済の恩恵を最大限に享受していることが、
ロシアにとって、福。
一方で、資本主義を推し進めてきたアメリカが
(1億ドルの対アフガン予算を取ったことはそんなに大きな要因じゃないですが)
経済的に不調なのは、禍。

ということは、ウィルソン議員の活躍が、
ロシアの経済復興の遠因の一つであるというのは、
禍福と言えるでしょう。
(もちろん、だから次はアメリカがよくなる番だ、ってのがあるんだけど。)

映画の中で、
どの出来事と出来事が禍福なのか、
どのイベントが禍の時なのか、福のときなのか、
なんてことを考えながら、映画を観ると、
なかなかよい出来だと思うんです。

・・・・・・・

なんで、伝えるメッセージが
「禍福は糾える縄の如し」
なんでしょうか?

禍福は糾える縄の如しの出典は
漢書(中国の前漢のことを記した歴史書)といわれています。
(史記 南越伝とも言われています)
なぜ、出典が中国の物語を採用したのでしょうか?

中国が大きなマーケットである、というマーケティング戦略があるということ。
そして、アメリカは中国の市場経済と闘うんではなくて、アグリーする、という意思表示ですね。

この辺のところは、アメリカ映画のしたたかで流石だなぁ、って恐れ入るところです。

・・・・

だったら、日本語訳は先生じゃなくて老師って訳したほうがいのにね。^^;
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コメント


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少年が馬をもらって喜んだら、
落馬して骨折して。。。
悲しんでいたら、怪我のおかげで徴兵されずに済んで。。。

この逸話は「人間万事塞翁が馬」ではありませんか?
意味は同じかと思いますが。

東 | URL | 2008年06月13日(Fri)00:36 [EDIT]


最後まで調べることはできなかったのですが、
どうやら、同じ話みたいなんですよね。。。

私も、最初は塞翁が馬にしようかと思ったんですが、
禍福のほうが、書き易いかな、と判断したので。。。^^;

taka | URL | 2008年06月13日(Fri)02:04 [EDIT]


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